2022年度
「ランドセルは海を越えて」想い出作文集

ご応募いただいたランドセル想い出作文集

たくさんのご応募ありがとうございます。 皆さまから寄せられた「ランドセルの想い出」の一部をご紹介させていただきます。

栃木県 12歳 男性 小学生
毎日たくさんの荷物をパンパンに入れて過ごしたけれど、ランドセルはへこたれることもなく卒業まで頑張ってくれました。まだまだきれいな形なので、使ってくれる人がいたら嬉しいです。

神奈川県 女性
三男が長男のお下がりを使い、次男卒業後に次男のお下がりを使いました。長男のランドセルは以前、こちらに既にお送りしました。また活用していただけたら嬉しいです。

神奈川県 40歳 女性
ランドセルを見に行ったとき、一目惚れして、すぐこのランドセルを決めてくれました。もう少し他のもみれば?と聞いても、その気持ちは変わりませんでした。嬉しい日も、迷いのある日も、いつもランドセルを背負って学校に行きました。自由に勉強できる幸せを教えてくれました。

兵庫県 38歳 女性
おじいちゃんにかってもらったランドセル。使い終わるランドセルをどうしたいか息子に聞くと、迷わず「寄付する」と言ってくれました。息子の成長に嬉しくなりました。

神奈川県 12歳 男性 小学生
ランドセルをお財布などにリメイクしようかとお母さんに言われたけれど、寄付することもできると聞いてそっちがいいと思いました。僕の友達に、お父さんがパキスタン人でイスラム教徒の子がいます。そのお父さんは、パキスタンは貧しい国で、子どもたちはリュックがボロボロになっても使っていると話してくれました。アフガニスタンはパキスタンと近い国で、女の子が学校に行くのが大変だとも教わりました。学校で、マララ・ユサフザイさんのことも習いました。ランドセルが役に立つといいと思いました。

愛知県 47歳 女性
ランドセルを準備する年にドラゴンズが優勝し、あちこちでセール。お父さんはチラシを見てとあるデパートの先着○名のランドセルを買うんだと勇んで出かけていきました。周りはそんなの無理と冷ややかに見ていましたが、濃いネイビーの素敵なランドセルを見事に手に入れて帰宅。子供も大喜びでしたが、そんなセール品だったとは知る由もなく、大人たちの中での語り草となっています。

神奈川県 42歳 女性 主婦
2人とも6年間大切に使ったランドセルを、また大切に使ってくれる人がいるならぜひ使って欲しいと子供たちが言ってくれたことに大きな成長を感じました。親としてこのように子供も携われるシステムがあることに感謝しました。もっとたくさんの人に知ってもらいたいです。どうぞランドセルたちをよろしくお願いいたします。

愛知県
実際に自分で見て決めたのに、入学式直前に「やっぱりこの色嫌だ!」といった娘。卒業時はこの色でよかったと笑い顔。最初からずっと6年間お気に入りで過ごせた息子。成長とともに好みが変わったりそのままだったり面白いなと。ランドセルは小学校の思い出と共にそのころの情景も思い出させてくれます。

岐阜県 45歳 女性 主婦
長男のランドセルは、使い終わって、どうしようもなくて不燃ゴミで捨てる、という悲しい思い出がありました。今回の次男のランドセルは、このような形で活用できると知り、心から嬉しく思います。

東京都 12歳 女性 小学生
5年前、母が癌になり、ヘアウィッグを購入しました。そこから知ったのが、病気で髪の毛を失った子供のために髪の毛を寄付する所を知り、長い髪の毛をバッサリ切り、寄付をしました。誰かのためになるならば、進んで寄付の活動に参加したいと思い、この企画に応募を決めました。

福島県 12歳 男性 小学生

雪の日に足を滑らせ10回以上転んだけど、丈夫なランドセルが守ってくれました。

熊本県
入学式の次の日に熊本地震が発生しました。学校は避難所になったため、しばらく休校になりランドセルを背負った姿をしばらく見る事ができませんでしたが、授業が再開し、久しぶりにランドセルを背負った時の子供の顔がとても懐かしいです。

長野県 48歳 女性
大きくなった子供達のランドセル、ずっとクローゼットにしまったままでしたが、2つともとてもきれいな状態なので、今回小物等にリメイクするか、寄付するか本人達に聞いてみたところ、2人とも、誰かの役にたつ寄付一択!でした。ランドセルの思い出をとっておきたいと思っていたのは母だけで、本人達の気持ちは未来を向いているんだなと納得しました。世界の誰かが喜んでくれたらとランドセルを送り出すことにしました。

山形県 13歳 女性 中学生
私のランドセルは祖父に買ってもらいました。当時はピンク色が大好きで、本当に嬉しかったことを今でも鮮明に覚えています。たくさんのモノを入れてきたランドセル。当たり前のように背負い、登下校していたなぁ、、小学校生活はあっという間でしたが、友達や先生、家族に支えられながらたくさんの思い出ができた6年間でした。1年生では身体に合わないくらいに大きかったランドセル。進級するにつれてランドセルが小さくなっていくように感じるほど、成長することができました。長くなっちゃったけれど、今までありがとう、私のランドセル。

愛知県 50歳 女性
以前からアフガニスタンの教育に関心があり、私の子どもたちにランドセル寄付の話をしたところ、力になれるなら嬉しいと、諸手を挙げて賛成してくれました。現在のタリバーン政権下で子どもたちの手元にランドセルが届くのか難しい状況ではあるかと思いますが、気持ちばかりの学用品を入れて送らせていただきます。アフガニスタンの子どもたちが、将来への夢と希望が持てるよう祈っております。

鹿児島県 43歳 女性 会社員
3年前にもランドセルを寄付しました。6年間大切に使用し、そして子どもにいつも寄り添い助けてくれたランドセルを卒業と共に捨ててしまうのは心苦しい。しかし自宅に保管するにも場所がない。ランドセルの行き場に迷っていたときに、海外の子どもたちへ寄付できることを知り、すぐに応募して引き取っていただきました。思い入れのあるランドセルがまた世界のどこかで誰かのために活躍してくれることに感動し、とても嬉しい気持ちになったことを覚えています。再びランドセルとお別れの時期が迫ってきました。このランドセルも3年前のランドセルと同じように世界のどこかの誰かの役に立てたらと思うと、ランドセルとの別れもお互いの新たな出発と前向きに感じて勇気が出るような気がします。この企画に感謝致します。

東京都 女性
本当に気に入って購入したランドセルでしたが、2年生で学校に行けなくなりずっと使っていませんでした。今は別の学校に通っています。今の学校には指定のランドセルがあるため、ランドセルを寄付したいと思い応募しました。このランドセルを次に使う子が楽しい思い出を作れるといいなと思います。

東京都 54歳 女性 主婦
特別支援学校に入学が決まった息子。東京の実家に春休みに帰ったとき、ランドセルのショールームをちょっとのぞくつもりで、「どれがいい?」と聞くと「これ」と即決。他の物を一通り見終わって又聞いても最初に選んだものがいいという。結局それをその場で買いました。ランドセルは同じデザインの生産数が(はやりすたりの関係で)意外と少ないというのもそこで初めて知りました。一年生の夏に東京に転校してそこでは皆リュックを使っていましたが、うちは6年間ランドセルでした。大切に使ってくれて感謝しています(息子にもランドセルにも)。

神奈川県 15歳 男性 学生
糸の色を赤くしたい!と決めてました。本体の色は緑?青?紺?と迷ったけど、やっぱりランドセルは黒じゃない?と母に言われてそうしました。小学生のとき、友達のお父さんに黒に赤かっこいいね。と言われてすごく嬉しかったです。

埼玉県 12歳 女性 小学生
小学校低学年の時にランドセルに傷がついてしまいすごく気にしていた覚えがあります。また、ランドセルの中に紅葉をいっぱい入れて家に帰宅し、母に「綺麗だね」と言われました。

神奈川県 12歳 男性 学生
車に撥ねられた時に守ってくれたから、これからも他の子を守って欲しいと日本から願っています。

愛知県 12歳 女性 小学生
一年生の時、待ちに待っていたランドセルが届いてすごくうれしかったです。でも、3年生ぐらいになるとだんだんと雑に扱ってしまうようになりました。傷ついたランドセルは、泣いている様に思えました。それから、大切に使うようになりました。

大阪府 49歳 女性 会社員
社長が母子家庭の私の息子に買っていただきました。とても嬉しかったし、助かりました。今度は私たち親子が、誰かが喜んで頂けるならと話し合って決めました。

北海道 14歳 女性 学生
飼っているウサギに少しかじられてしまいましたが、六年間大切に使っていたものなので、また誰かに大切にしてもらえたらうれしいです。

東京都 52歳 女性 自営
小学4年の頃、よくランドセルじゃんけんをしながら帰ってきたと中学3年の息子が話してくれました。学童クラブを卒業して、10分の道を30分かけて、みんなでわいわい帰ってきた思い出です。

神奈川県 49歳 女性 会社員
二人の娘がおり、姉が小学校二年生で海外に引っ越してランドセルは使わなくなってしまいました。けれども、その五年後帰国して、妹が四年生からそのランドセルを引き継いで使ってくれました。ランドセルを少ししか使えなかった姉、お下がりを喜んで使った妹。二人でもって一つのランドセルを長く使えたことは、家族みんなのよい思い出です。

沖縄県 47歳 女性 会社員
本人がこだわった青いランドセル、おじいちゃんに買ってもらいました。そのおじいちゃんは去年亡くなりました。定年退職後は海外旅行などを楽しみたいと言ってましたが、退職後は闘病の為、1度も旅行できませんでした。ランドセルにおじいちゃんの想いも乗せて、海外へ送り出そうと思います。

大阪府 49歳 女性 教職員
初めて教科書を積めてランドセルを背負うと重くて後ろに転びそうになりました。小学校一年生の時、娘は忘れ物をしたくないので、重いのにすべての教科書を毎日持って学校に行っていました。

大阪府 48歳 女性 会社員
長男22歳・長女19歳・次男15歳・次女12歳、一番下の子が小学校卒業を機に応募を決めました。それぞれ今は亡き祖父母から頂いた思い出のランドセルだったので、捨てるには忍びなく保管してましたが、アフガンの子供たちに使ってもらえるのならば、教師をしていた両親も喜んでくれると思います。

東京都
息子がとても気に入ってお迎えしたランドセルでした。傷をつけたくなかったようで五年生までカバーをしていて、「もうランドセルを使えるのもあと1年ちょっとしかないんだから、カバーを外してカッコいい縁も全部見えるように使った方がいいんじゃない?」と親から提案して渋々カバーを外したくらいです。卒業後にランドセルをどうしたいか息子に聞いてみると、そんな大事にしていたランドセルなのでリメイクなどして手元に置いておきたいのかと思ったら「寄付して外国の子に使ってもらいたい」と。ランドセルもランドセルの形で使ってもらえる方がきっと嬉しいでしょう。まだまだ綺麗なランドセル、どこかで誰かに喜んでもらえたら息子共々嬉しく思います。

東京都 43歳 女性
笑顔の入学式から一変、登校班で通うようになったら「ママがいない」と泣きながら通っていました。それでも、上級生の女の子が手を繋ぎながら一緒に歩いてくれて、一週間もしたら笑顔で登校出来るようになりました。嫌な事も楽しい事も沢山あったであろう小学校生活。その都度、お友達や先生方に助けられ、そして自分で乗り越えて、逞しくなった6年間でした。ランドセルは少し汚れていますが、遠い国の誰かが娘と同じように笑顔で通っていてくれてたら嬉しいなと思い、娘に相談して応募しました。

愛媛県 15歳 男性 中学生
幼稚園の卒園時に担任の先生が手作りのお守りをプレゼントしてくれました。お守りの中身は先生からのメッセージが書かれた紙が入っていて、僕はそのお守りをランドセルのポケットに入れて6年間小学校に通いました。辛い時や不安な時、ランドセルに触れるだけでパワーをもらっていたように思います。

兵庫県 52歳 女性
今年成人式を迎えた次男が小学校に入学する前の年の話です。「俊ちゃんはランドセル何色がいい?」と聞いたら「オレ、ゲキレッド(当時のゲキレンジャーの赤)が好きやからレッドにする」と笑顔で言われ、好きな色を買ってあげたいけど、男の子で赤のランドセルを持ってる子はまだ見たことがなかったので小学校でいじめられないかと戸惑いました。その後何回聞いても赤というのでランドセルの話はしばらく封印。年が明けてみんながランドセルを買い始めた頃に「友達がみんな黒を買ってるからボクも黒にする」と言ってきたので、内心ホッとした思い出があります(^_^ゞ

千葉県 女性
入学前の年に、何軒もランドセル屋さんを見て回りました。夏の暑い時期に2軒見て回った時には「もう行かない」と道端で泣かれました。ランドセルを見ると夢と希望に満ちた入学式を思い出します。実際には良い事ばかりではありませんでしたが、思い出の詰まったランドセルが何処かで誰かの役に立てれば嬉しいです。

大阪府
小学校入学前に祖父母に購入してもらい、祖母は入学直前に亡くなってしまったので実際に背負って通っている姿を見ることはできませんでした。でも早めにランドセルが届いたので、病院から帰宅していた祖母にも見せてあげれて一緒に撮った写真は今でもよい思い出となっています。そんな大切なランドセルなので、捨てたりしまい込むではなく、ずっとどこかで使いつづけてもらえればと思っています。

福岡県 14歳 男性 中学生
入学式の前日は嬉しくてランドセルを背負って布団に入りました。

大阪府 20歳 男性 学生
何度も遅刻ギリギリの道のりを、一緒に走ったランドセルです。

東京都 53歳 女性 会社員
娘のランドセルよりも、息子のランドセルの方がとても綺麗で、娘もお兄ちゃんのランドセル、自分のランドセルよりも凄く綺麗だね、私、扱いが雑だったかなって、笑ってました。二人にランドセルを寄付してもいいか聞いたところ、もちろん、使い道あるならその方がいいと快諾してくれました。

兵庫県 14歳 女性 中学生
母親とDV避難で他県に移動するときに持ってきたランドセルです。新しい小学校で新しい友達もできて無事卒業できました。お気に入りだった水色のランドセルを誰かが使ってくれたら嬉しいです。

東京都 51歳 女性
毎日毎日重たい教科書をたくさん入れたランドセルを背負って小学校に行っていたことを思い出します。ある日とてもスッキリした顔で帰って来た娘は、学校帰りに公園で遊び、そのままランドセルを置き忘れて帰って来たことがあります。取りに行くと、ポツンと一つベンチに置き去りになっていました。ランドセルを忘れて帰って来るなんて、何とも子どもらしいなぁと笑ったことを覚えています。

埼玉県
今は亡き祖父母が買ってくれたランドセル。小学校生活の半分は不登校で使えませんでした。ランドセルどうする?と聞いたら、真っ先に寄付するとの答え。小学校には行けなかったけど、彼なりに勉強し成長していると嬉しくなりました。息子の思いがアフガニスタンの子供達に届いたら嬉しいです。

福井県 38歳 女性 主婦
近頃使い終わったランドセルをリメイクして、別のものに作り替えたりすることもできるそうですが、卒業したらランドセルをどうしようかと考えていたとき「寄付する?」といく案をだしたら、娘はそれがいい!と目をキラキラさせていました。自分が使い込んだからパワーが宿っていて、次に使う子にそのパワーを渡せると。思い出は色々ありますが、それが娘の成長を感じた1つのいい思い出になりました。

茨城県 女性
ランドセルを背負い、乳歯が何本も抜けた満面の笑顔で撮った入学式の写真が忘れられません。闘病などで6年間、大変な思いもした小学校生活でしたが、ランドセルはずっと娘と共にあり、見守っていてくれた同志のような存在です。アフガニスタンでは女性が生きづらい環境に置かれている報道を目にし、心を痛めています。男女問わず、子供達が当然のように教育を受けられる社会になりますよう、祈っています。

埼玉県 50歳 女性 会社員
兄が小学校にあがるときランドセルを購入しました。その時、弟は当たり前ですが、購入していません。わんわん涙されました。説明しても泣きやまず、、、。今思えばかわいい思い出です。

広島県 女性
卒業式のとき、何人かはランドセルにサインし合ったりしましたが、母親の私が「寄付するかもしれないから、サインしないで!」と娘にお願いをして、娘とちょっとケンカになりました。ふふふ。

石川県 13歳 女性 中学生
長い休みになると、自分で手入れして大切に使いました。6年の時に中村哲さんを知り、ランドセル寄付についても知りました。

和歌山県 12歳 女性 小学生
2年生になり、1年生用の黄色いランドセルカバーがはずれると「もうちっちゃい子じゃないもん!という気持ちになりました!

愛媛県 43歳 女性 自営
去年、小学校を卒業した息子に、ランドセルを財布やポーチにリメイクするか、それとも海外に寄付するか尋ねたところ、まだ綺麗だから誰かに使ってほしい、と即答でした。息子が6年間毎日背負ったランドセルが、アフガニスタンで別の誰かの毎日を支えるのかもしれないと思うと、ちょっと胸が熱くなりますね。不安定なアフガニスタンの情勢下で、この運動を続けてくださってありがとうございます。

兵庫県 12歳 女性 小学生
一年生の頃にはお気に入りのこのランドセルに当時赤ちゃんだった愛犬を入れて家の中を歩いていました。6年間いろいろな思い出がありました。

鹿児島県 12歳 女性 小学生
私達は、総合的な学習の時間にSDG’sについて知りました。そこで、目標4と、目標10に関わることで、自分達にできることを調べていきました。調べていくうちに、ランドセルを送ることで、学校に行けないこども達に学校に行ける機会を作ってあげることができることを知りました。そこで、ポスターをかいたり、学校の公式Facebookを使って呼びかけたりすることにしました。その結果7個のランドセルがあつまりました。今回は、この7個を送らせていただきます。

静岡県 51歳 女性
朝、行ってきます!の元気な声。ドアが開く音が聞こえないのでいってみると、ランドセルを背負ったまま仰向けになって足をバタバタ!身体の小さい娘には荷物の入ったランドセルが重たく立ち上がれなかった様子。今でも思い出しては、クスッと笑えてしまいます。

神奈川県 55歳 女性
息子二人ともに六年間使ったランドセルです。特に次男は四年生の時に交通事故にあい、後頭部を守ってくれたランドセル。命を助けてもらったのです、本当にありがとう!

神奈川県 14歳 女性 中学生
このランドセルを購入する時に3歳下の弟が自分も欲しいと駄々をこね、お店の人に黒いランドセルを背負わせてもらいました。

千葉県 15歳 女性 学生
ランドセル工房を見に行った際、一目で気に入った『バラ色』のランドセルです。ピンクや紫や茶色や水色にキラキラやカラフルなステッチが入ったランドセルが人気の時代でしたが、私はこの『バラ色』のランドセルが一番ステキだと思ったのです。だからカバーも付けませんでした。せっかくの『バラ色』が見えなくなるのはもったいない!小柄な私にピッタリの小さくて軽いランドセル。6年間一緒に学校へ通ったけれど、今も鮮やかなバラ色です。「ランドセルは海を越えて」の本で見たアフガニスタンの女の子の笑顔が忘れられません。今は大変な情勢のアフガニスタンでも、私のバラ色のランドセルを使って笑顔になってくれたら嬉しいです。応募のタイミングが合わずに卒業から3年が過ぎてしまいましたが、今回間に合って良かったです!

千葉県 49歳 女性 会社員
一年生の頃、フタを開けっぱなしにしてほったらかしにしていたランドセル。当時飼っていた猫に爪研ぎされ、きちんと片付ける様になりました。フタの内側に小さな傷があります。

滋賀県 42歳 女性
このランドセルは癌で亡くなってしまった私の父が娘のために購入してくれた物です。亡くなる前の病室で「この子(娘)が入学する時には生きとらんけん」と言って渡してくれた姿を今でも覚えています。田舎の本家産まれで、家を出る事が叶わなかった父。父の思いをのせて遠い国でランドセルが使われる事を祈っています。