2021年

2021年1月11日(月祝)
第18回「ランドセルは海を越えて」
キャンペーン受付を開始いたしました。

2004年からスタートした本キャンペーンは全国のみなさまからご賛同いただき今年で18年目を迎えました。
昨年までに13万個以上の使用済みランドセルが海を越えて、アフガニスタンの子どもたちにプレゼントされました。

一部でも豚革が使用されているランドセルは宗教上の理由からアフガニスタンに送れませんのでご注意ください。
ランドセルのご応募に関しまして、詳しくは「応募について」をご覧ください。
https://umigoe-randoseru.com/about.html

ランドセルの受付は募集個数に達し次第、締め切らせていただきますので、
早めのご応募をお勧めいたします。

皆さまからのご応募をお待ちしております。

2021年1月11日(月祝)
「ランドセルは海を越えて」の活動が教科書に紹介されました。

光村図書(2020年改訂版)の小学4年生国語の教科書に「ランドセルは海を越えて」の活動が紹介されました。
大切なランドセルをご提供いただいた皆さまへの感謝と共に、授業でこの活動を知り、ご自分の大切なランドセルを
アフガニスタンの子どものために送りたいと思う子がひとりでも増えることを願います。

2021年1月11日(月祝)
駐日アフガニスタン・イスラム共和国大使館
前・特命全権大使Dr.バシール・モハバット様および
臨時代理大使ナブジラ・サフィ様から
メッセージをいただきました。

駐日アフガニスタン・イスラム共和国大使館 Dr.バシール・モハバット前・特命全権大使
駐日アフガニスタン・イスラム共和国大使館 ナブジラ・サフィ臨時代理大使

「ランドセルは海を越えて」キャンペーンが、2004年より17年間に渡り継続され、13万4千個のランドセルがアフガニスタンの子どもたちのもとへ届けられたことを、心より嬉しく思っております。アフガニスタン大使館を代表し、ご協力くださった全国の支援者の皆様、そして思い出の詰まったランドセルを送る決意をしてくださった、日本の子どもたちに対し、感謝の意を表します。

日本の民間企業である株式会社クラレ様が、社会貢献活動の一つとして取り組まれている「ランドセルは海を越えて」プロジェクトは、日本の子どもたちの国際社会貢献活動への関心や、モノを大切にする心を育む活動としても、大きく期待されています。

ランドセルは日本の小学生が毎日使う学用品ですが、その丈夫な作りは6年間の使用後も、まだまだ十分使えるものばかりです。アフガニスタンの子どもたちの多くは、舗装されていない道を1時間以上掛けて通学しています。軽くて丈夫なランドセルは、とても喜ばれています。日本でよく見かけるランドセルの子どもたちを、遠く離れたアフガニスタンの地でも見れることを、心から光栄に思います。アフガニスタンの子どもたちはランドセルを手にすることで、日本の子どもたちの思いを肌で感じます。ランドセルのみでなく、多様な支援者の皆様から寄贈される、ノート・鉛筆・ボールペンなどの学用品は、厳しい現状の中で育つアフガニスタンの子どもたちの希望であり、大きな励みとなっています。

日本の子どもたちの思い出が沢山詰まったランドセルは、海を渡って、アフガニスタンの子どもたちのもとへ届けられ、新たな道を歩み始めます。「ランドセルは海を越えて」キャンペーンを通し、日本とアフガニスタンの友好の絆がより一層深まることを心より願っています。

2021年1月11日(月祝)
アフガン医療連合代表アブドゥル・ワリ・ババカルキル氏から
メッセージが届きました。

学校でランドセルを配付するアフガン医療連合代表のババカルキル氏

今年の「ランドセルは海を越えて」のキャンペーン開始に合わせて、私の感謝の気持ちをお伝えすることができ大変に嬉しく思います。アフガンの生徒のみならず、生徒の親、教師、地域の長老、住民、ナンガハール州教育省、アフガン医療連合ランドセルチーム一同、厚く御礼を申し上げます。
長年にわたり、アフガンの子どもたちに多くのランドセルと学用品のご寄贈と一緒に、将来への希望を届けてくださる株式会社クラレおよび日本の支援者の温かいご支援に、心より感謝を申し上げます。

日本から届けられる色とりどりのランドセルは、アフガンの子どもたちの胸を躍らせています。ランドセルは、アフガンの小学1年生から3年生までの男女生徒に平等に配付をしています。農村地域の村の家庭は貧しく、現金収入が少ないため、親は子どもたちに学用品を買う経済的余裕がありません。ナンガハール州ジャララバード市の文具店では、鉛筆1本は3アフガニ(4円、品質は中位)、ボールペン1本は20アフガニ(27円、品質は中位)、消しゴム1個は5アフガニ(7円、品質は中位)、鉛筆削り1個は10アフガニ(14円、品質は中位)、ノート1冊は20アフガニ(27円、品質は中位で30枚綴り60ページ)、色鉛筆1箱は30アフガニ(40円、品質は中位)で売っています。クレヨンはお店には見当たりません。アフガンで売っている学用品の品質は、日本から贈られるものより低いです。

そのため、アフガンの村の学校で配付されるランドセルと学用品に、生徒たちは目を丸くして見入ってしまいます。生まれて初めて手にするランドセルに驚き、ランドセルの中に入っている学用品に大喜びです。ランドセルは、子どもたちと家庭の大きな宝物となり、大切に使います。兄弟姉妹はランドセルのお下がりを喜んで使い続けます。そして次は、ランドセルを親戚に譲り、子供たちが使います。

日本の皆様が贈ってくださるランドセルと学用品を活用することで、子どもたちは学校だけの勉強に終わらず、自宅で自主的に学ぶ意欲を高めることができるようになりました。この変化は、子どもたちの未来を切り開く力になると信じています。地域住民の意識の変化も芽生え始めています。生徒の学習意欲が少しずつ高まっています。学校の教科書や文房具を清潔に整理整頓する習慣が身に着くようになりました。家庭が貧しいために親の農作業を手伝うという理由で、中途退学を余儀なくされていた生徒の数が減り始めています。

昨年贈られたランドセルは、12月8日(火)アフガンのジャララバード市に無事に到着しました。新型コロナ感染症が世界各地に広がり、アフガンも大きな影響を受けています。アフガン国内に新型コロナが急速に広がった時は、パニック状態に陥りました。アフガン医療連合のクリニックでは医療従事者と家族が感染したため、2020年5月29日から2週間、クリニックを閉鎖しました。

今年の1月から3月までの期間に、ナンガハール州コット郡の38校でランドセルを配付する計画です。この地域の治安状況は改善し、安全の確保が確認できたためです。村の学校の生徒たちにまで新型コロナ感染症が広がらないように、教育省と公衆衛生省の新型コロナ感染予防の指針に沿って、ランドセルの配付を行います。

日本もコロナ禍で厳しい状況にあると聞いております。「ランドセルは海を越えて」の関係者のご尽力により、ランドセルをアフガンの子どもたちに継続的に届けて頂いていることは、大きな喜びであり、深く感謝の意を表します。

ババカルキル氏から、ランドセルは日本でどのように集められ、船で海を渡り、パキスタンからアフガンまでトラックで運ばれ、長い距離を経てこの学校に届けられたことを話ました。生徒たちは、目を輝かせて聞きました。「私たちの顔を見たこともないのに、親切にランドセルを届けてくれて本当にありがとう」というお礼の言葉が届けられました。
場所:ナンガハール州カマ郡ハザール・ベイグ学校

ババカルキル氏がランドセルの使い方を説明します。女性徒は、嬉しいという気持ちと、周りの人から自分が注目され恥ずかしいという気持ちが入り混じった表情になり、下を向いてしまいました。「日本から私たちの村の学校にランドセルを届けてくれてありがとうとう。私たちの感謝の気持ちを日本の方に届けてください。」という言葉が届きました。
場所:ナンガハール州カマ郡シャー・アグハ・ムジャディディ学校

ババカルキル氏は、山に囲まれた村落の生徒ひとり一人にランドセルを届けました。生徒たちは嬉しくて目を輝かせています。「ランドセルを贈ってくれた日本の皆さんに感謝と嬉しい気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。」という言葉が届けられました。この日は忘れられない特別の日となったので、記念写真を撮りました。
場所:ナンガハール州カマ郡シャー・アグハ・ムジャディディ学校

ランドセルを配付する学校で、靴やサンダルを履いていない裸足の男子生徒に出会いました。どうして何も履いていないのかと尋ねました。生徒たちは、「自分の家はとても貧しいので、靴やサンダルを買ってもれえません。だから、僕たちは裸足で学校に通っています。」という返事でした。ババカルキル氏は、手持ちのお金で、子供たちに靴とサンダルを買い、大切に使って、学校を休まないようにして欲しいと、ひとり一人に伝えました。
場所 ナンガハール州ナズヤン郡ナズヤン宗教学校