2017年に皆さまからいただいたランドセルを、国際協力NGOジョイセフを通じてナンガハール州ダラエ・ヌーア郡、シェワ郡 (クズ・クナール郡)の小学校46校へ学用品と一緒にプレゼントしました。
★配布期間: 2017年9月27日〜11月8日
★配布実施団体:アフガン医療連合センター
(UMCA)
ランドセル配付時には、児童の母親や父親、
家族への啓発の取り組みとして、母子保健の
メッセージ付きカレンダーも一緒に配布しています。
グルナジさん(シャガ小学校3年生)
「今日、私はすごくうれしくて、感激しています。
だって、日本からの学用品とランドセルを受け取ったからです。
まさか、こんな真っ赤できれいなランドセルをもらえるなんて
一生忘れられない出来事です。きっとこのランドセルを
背負って家に帰ったら、両親も兄弟もびっくりするでしょう。
日本の皆さん、素晴らしい贈り物をありがとうございます。
6年生になるまで教科書を入れて大事に使います。
私の家は11人家族ですが、父一人が働いています。
だからとても貧しくて、ノートや色鉛筆など買うことができません。
日本の皆さん、本当にありがとうございました。
サルマさんとロビナさん(シャガ小学校2年生)
ランドセルをもらってどんな気持ちですかという質問に対して、二人は
「大好きなランドセルをもらえて本当に幸せです。
日本のお友達に感謝の気持ちでいっぱいです。」と答えてくれました。
あなたの将来の夢は何ですか、という質問に対しては
サルマさん:「いつか日本に行ってみたいです。」
ロビナさん:「学校の先生になりたいです。」と語ってくれました。
「写真提供:国際協力NGOジョイセフ」
「ランドセルは海を越えて」のランドセル旅立ち準備ボランティアイベントを横浜市内の倉庫で開催しました。
14年間の活動の中でボランティアイベント当日に雨が降ったのは今回が2回目で、午前中は予定通りに進まないこともありましたが、 お集まりいただいた約160名のボランティアの方々のご協力により、日本全国から届けられた使い終わった約7,000個のランドセルの 開梱・検品・梱包を実施し、6年間の想い出の詰まったランドセルはこれから海を越えてアフガニスタンへ旅立ちます。
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たくさんのご応募ありがとうございました。全国の皆さまからあたたかいお気持ちで送っていただいたランドセルは、検品作業を行ったあと日本を出発します。秋にはアフガニスタンの子どもたちにプレゼントできる予定です。
今後も当ホームページにて活動内容をご報告いたします。
2017年度の「ランドセルは海を越えて」キャンペーンのスタートにあたり、今年もスポーツジャーナリストの中西哲生さんをパーソナリティに迎え、1月9日(月・祝)半蔵門TOKYO FMにて、キックオフ特別番組の公開生放送が行われました。 番組放送中に多くのリスナーからランドセルが届けられ137個のランドセルが集まりました。 スタジオにはスペシャルゲストとして、この活動を応援していただいている平原綾香さんと、アフガニスタンの子どもたちを撮影している写真家の内堀タケシさんも登場し、番組を一層盛り上げていただきました。
また、新成人となったスキージャンプ女子日本代表・高梨沙羅選手や、女優の黒島結菜さん、アフガン医療連合センター事務局長のババカルキルさんからも応援コメントを寄せていただきました。
2004年からスタートした本キャンペーンは全国のみなさまからご賛同いただき今年で14年目を迎えました。
昨年までに10万個以上の使用済みランドセルが海を越えて、アフガニスタンの子どもたちにプレゼントされました。
一部でも豚革が使用されているランドセルは宗教上の理由からアフガニスタンに送れませんのでご注意ください。
ランドセルのご応募に関しましては本年度の募集個数に達し次第、締切らせていただきますので、早めのご応募をお勧めいたします。
皆さまからのご応募をお待ちしております。
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